はじめに
訪問頂きありがとうございます!
今回は前回の続きです。ロッド、リールの次に買うアイテムの、その次に買うべきアイテムについてお話しします。
今回の記事が役立つのはこんな人
・ルアーフィッシングに必要なアイテムを一通り揃えて、その次に買うなら何かを考えている人
・より安全、快適、効率的にルアーフィッシングを楽しみたい人
・とにかく釣り道具にお金を使いたくて困っている人
ライフジャケット
使用する目的
落水時に自分の命を守る
本当はロッド、リールと一緒に買って使ってもらいたいくらいのアイテムですが、初心者は釣り道具に使える(使っても良いと思える)予算は限られていると思うので、迷いましたがここに入れました。
ライフジャケットは本格的に趣味として釣りをするなら必ず使って欲しいアイテムです。理由は当然ですが、自分の命を守るため。万が一の落水時に空気袋が膨らんで浮き輪の様に体を水に浮かべてくれます。
ショルダータイプ、ベストタイプ、ウエストベルトタイプがありますが、用途や好みに合わせて選びましょう。私は装備は出来る限り身軽にしたいのでベルトタイプを使用しています。
水に濡れると自動的に膨らむタイプと、紐を引っ張って手動で膨らむタイプがあります。落水時はパニックになる可能性があるので自動タイプが安心ですが、高価です。予算に合わせて選びましょう。
私は高階救命器具のBLUESTORMというブランドのウエストベルトタイプを使用しています
着用すると目立ちませんが、好みのデザインのものを選びたいですね
偏光グラス
使用する目的
不要な反射光を軽減し水中の様子を見えやすくする
水中の様子が良く分かるので、魚そのものを見つけることが出来たり、水中のストラクチャー(地形の変化)や、障害物等の様子を知ることが出来ます
目を有害な紫外線等から守る
夏だけでなくそれ以外の季節も、目に有害な紫外線等の光線から、大切な目を守ります。偏光グラスがあるとないとでは、目の疲れ方が全然違います
目を思いがけず飛んで来たルアーなどから守る
他人のミスキャストや、どこかに引っ掛けたルアーを引っ張った時に、ルアーが自分の方に飛んで来ることがあります。それが目を直撃したら…ゾッとしますね。
そんな危険から大切な目を守ってくれます
偏光グラスを使うと、水の中が丸見えになると思っている人がいれば、それは残念ながらハズレです。角度によって見える場合と、見えない場合があります。
レンズの色や、濃さは色々な種類があり、時間、天候、水の色などにより使い分けます。
私はタレックスの偏光グラスを2種類使い分けています
フレームのデザインは違いますが、レンズは写真と同じトゥルービュースポーツを使用しています。晴れの日を中心にオールマイティに使えるレンズです
スプリットリングプライヤー
使用する目的
フック交換等の際にスプリットリングを開く
スプリットリングを開いて、古いフックを外して新しいフックを取り付ける際などに使用します。爪でも開くことが出来ますが、スプリットリングを使用すると効率が全然違いますし、爪の保護にもなります。
先端の突起部分をスプリットリングの隙間に挟み入れます。慣れないと最初は上手く開けませんが、慣れると意識しなくても簡単に開くことが出来ます
ラインをカットする刃がついているものはラインカッターの代用として
PEカット用の刃がついているものがあります。初心者が一から道具を揃えると結構な出費になるので、代用できるものは代用して、上手く予算を抑えるのも良いでしょう
針外しの代用として
めでたく魚をキャッチした後に、ルアーのフックを外す時に、針外しの代用として使用することが出来ます。魚が暴れてフックが体に刺さることもあるので、素手でフックを外すのはやめましょう。針外し専用のプライヤーや、フォーセップを使うと、よりスムーズにフックを外すことが出来、魚を出来るだけ弱らせなくて済みます
私はシマノのスプリットリングプライヤーを大きさ違いで2種類を使い分けています
質実剛健なデザインで使い勝手も良く気に入っています
フィッシングベストまたはバッグ
使用する目的
ルアーケースやラインカッターなどの小物を収納、運搬する
必ずしも専用のものでなくても良いのですが、専用のものは使い勝手が断然違います。
カラビナなどを取り付けられるD環リングがついていたり、複数のポケットや、ファスナー付きの収納スペースがあるなど、効率良く小物を収納、持ち運ぶことが出来る様に工夫されています。
個人的にはバッグよりもベストの方が、中に入れたものを出し入れしやすく使いやすいと感じます。
これは個人差や、釣りの種類等によって違うと思います。
見た目のデザインと、収納スペースの多さに惹かれてこちらを使っています
グローブ
使用する目的
寒さや紫外線などから手を守る
支笏湖は真冬でも釣りが出来る、北海道の淡水域ではめずらしいフィールドです。氷点下10度を下回ることもあり、真冬の釣りではグローブが欠かせません。
季節や天候によりグローブの素材を使い分けます。
私は、晩秋〜5月上旬くらいの期間は保温性を重視して、クロロプレーンの保温性の高いグローブを使用しています。
真冬はグローブが濡れると手がかじかんで釣りにならないので、グローブを濡らさないことが重要です。
初夏〜初秋は手の扱いやすさを重視して、薄手で5本指が露出出来るグローブを使用しています
ロッドを握る際のすべり防止
素材によっては、素手よりも滑りにくく、感度も損ねずロッドをしっかりと握ることが出来ます。
私が使っているモンベルのモデルは、クロロプレーンモデルは手のひらがゴムの様な素材になっていて滑りにくく、クッション性があり不意に手をついてしまった時にダメージを和らげます。
薄手のモデルは手のひらが丸くくり抜かれた様なデザインで、手のひらが露出してロッドと直に触れる様になっています。恐らく触感や感度を考慮したデザインになっていると思われます。
移動時に手を怪我から守る
北海道の晩秋〜GWくらいまではこの手のタイプが快適ですね
スナップ
使用する目的
ルアーチェンジを容易にする
ルアーの動きを考えると直結が良い場合がありますが、ルアーをチェンジするたびにラインをカットして結び直すと、それだけラインが消耗します。
逆にそれを利用して、常にラインの新しい部分を使用する考え方もあります。
私は効率を考えてスナップを利用して、ルアーチェンジを容易にしています。
ルアーの動きの自由度を高める
ミノーなどの様に、アイ(ラインなどを結ぶために輪っかになっている部分)があるルアーは、直結で結ぶと、動きを妨げてしまうものもあります。
その様な場合はスナップやスプリットリング等を使用してラインと結ぶと、ルアーの動きが良くなる場合があります。
私は趣味として釣りを始めてから、ほぼずっと同じスナップを使用しています。カルティバの耐力スナップの#0、もしくは#00を使う場所や、想定するターゲットの大きさに合わせて使い分けています
写真のサイズは#1.5ですが、支笏湖や川で使うなら#00〜#0で十分です
まとめ
以上のアイテムは、必ずなくては釣りが出来ないものではありませんが、個人的に必要性が高いと感じていて、あると安全性や利便性、機能性が向上すると思うものです。
中でもライフジャケットは、ジャンルを問わず釣りをする人なら、全ての人が使用して欲しいアイテムですが、比較的高価で、そこまで予算が回らないよという方も多いと思います。
ですが、もしまだライフジャケットを持っていないよという方で、ロッドやリールを買い替え様と考えている方がいれば、その前にライフジャケットの購入を検討してみてください。
次は、これらに加えてあると便利だと思うアイテムをご紹介します。
最後までお読み頂きありがとうございます!
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